夏の「むくみ・だるさ」と「冷え」、その裏に隠れた下肢静脈瘤

夏になると「脚がむくんでパンパンになる」「冷房の効いた部屋にいると脚が冷たくてつらい」ということはありませんか?一見まったく逆の症状のようですが、実はどちらも脚の血の巡りが悪くなっているサインかもしれません。
原因
外は暑くて汗をかき、体の水分が減ると血液がドロッとして流れにくくなります。逆に室内は冷房で脚が冷えて、血管がキュッと縮こまってしまいます。「外は暑い、中は寒い」を一日に何度も繰り返すことで、脚の血液を押し戻す力が弱くなり、むくみやだるさ、冷えにつながってしまうのです。もともと脚の血管(静脈)の弁が弱くなっている方は、特にこの影響を受けやすいといわれています。
こんな症状に心当たりはありませんか?
・日中はむくんでパンパンなのに、冷房の部屋では脚が冷たい
・夕方になるほど脚が重だるい
・靴下のゴムの跡がしっかり残る
・脚がつりやすくなった
・脚に血管が浮き出て見える
治療の選択肢
「ちょっと様子を見よう」という軽い症状なら、生活習慣を見直したり、弾性ストッキングを使ってみるのも一つの方法です。ただ、症状が続くようであれば、一度エコー(超音波)検査で脚の血の流れを見ると安心です。もし血管の逆流が見つかった場合でも、日帰りで受けられるレーザーなどの治療方法がありますので、お気軽にご相談ください。
今日からできる予防のポイント
・冷房の部屋では、薄手のカーディガンやレッグウォーマーで脚を冷やしすぎない
・こまめに水分をとる
・座りっぱなし・立ちっぱなしを避けて、時々脚を動かす
・寝るときは脚の下にクッションなどを入れて少し高くする
・湯船にゆっくり浸かって体を温める
担当医について
当院では女性医師が診察を行っていますので、脚のむくみや冷えといった気になる症状も相談しやすい雰囲気です。「これって病院に行くほどのことかな?」と迷う方も、まずは気軽にお話しください。
最後に
「むくみもつらいし、冷えもつらい」という方は、一度ご自身の脚の血管の状態をエコー検査で確認してみませんか?当院では日帰り検査・治療に対応しております。ちょっと気になる、くらいの段階でもお気軽にご相談ください。